人工知能やベーシックインカムの将来におけるキャリアの選び方

      2018/08/08


「就活を始めるけど、これから先の見通しが明るい業種ってなんだろう」
「人工知能やベーシックインカムが導入されると、仕事ってどうなっていくのかな」

この記事は、そんな方へ向けて書いています。

こんにちは、ノマドのTEN(@02smwhere)です。

前記事では、新卒においては今後のベースとなるスキルが身に付けることを意識して、仕事選びをするべきだとお伝えしました。

 
合わせて読みたい>>>> 新卒の就活ではベーシックスキルが身につく企業に選ぶべき
 

本記事では、人工知能やロボットが台頭する現代において、どのような業種を選ぶべきか、具体的に考えてみましょう。

 

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人工知能やロボットによって無くなる仕事


僕も学生時代に、短期で駐車場での車の誘導をしたり、コールセンターでのアルバイトしたことがあります。

今思うと、非常に退屈でマニュアル化された仕事でした。

 
道を歩いていても、工事現場の前の歩道では、わずかな距離に3人の人間が立って歩行者の誘導を行っています。

安全のためとはいえ、この人員を他に割くことはできないものか、と考えてしまいます。

 
最近のメディアにおいては、将来的に無くなってしまう仕事として銀行窓口業務や、コールセンター、タクシー運転手など、様々な仕事があげられています。

参照元:オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」 – 現代ビジネス

 
人間の仕事が奪われるのは、工場で無機質に動いているような、単純労働だけではありません。

知能労働においても、特に最近の金融業界では、人員削減の波が押し寄せています。

 


実際にみずほ銀行のコールセンターでは、IBM社のWatsonというAI技術を利用しています。

 
人件費が安いからという理由で、北海道や沖縄、海外では日本語を学ぶ人が多い中国や、英語の通じるフィリピンなどにコールセンターを設置する時代は、次第に終焉を迎えるでしょう。


多くの従業員が行っていた融資でさえも、AI代替して行なうようになってきたようです。

人間の私情を挟むこと無く、個人の様々なデータを収集して、信頼に値するのか判断するようになります。

データをインプットとして解析をするのは、まさに人工知能の得意分野でしょう。

 


コンビニのバイトだって、Amazon Goのようなものが実用化されれば、なくなる仕事かもしれません。

実際に中国では、決済まで自動化されたコンビニが多く誕生しています。

 

ベーシックインカムが導入された結果生き残る企業とは


このように、AIに仕事が奪われてしまったあとでも、新たなスキルを身に着けて、新しい仕事ができる人であればなんとかなります。

けれど、この世界は決してそのような優秀な人間ばかりではありません。

生活のために、劣悪な環境で、向かない仕事を強いられるブラック企業を選ばざるを得ない人が出てきてしまう未来も、想像に容易いでしょう。

 
そのための受け皿として、以前の選挙ではベーシックインカムが話題になりました。

労働は人工知能やロボットがやってくれるので、人間はお金だけをもらって、好きなことを仕事にできます。

結果として仕事に意欲的になるし、生産性も上がる、という考え方です。

 
合わせて読みたい>>>> いま話題のベーシックインカム(BI)の意味とは
 

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人工知能やロボットが富を生み出す時代では、今までと異なるビジネスモデルが要求されると考えられます。

人々が好きなことを仕事にするのトレンドが進むと、あまりにも自分勝手な条件を掲示する企業は淘汰されていって、社会的意義の強い企業のみが生き残っていくためです。

 
従業員の心理が、嫌なら選ばなければいい、他の企業を選べばいい、商品も買わなければいいという考えにシフトしているため、共感を得られないとビジネスが成り立たないためです。

また、事業主も好きで働くようになるので、これなら働かなくてもいいや、と思ってビジネス辞めてしまう可能性もあります。

 
社会的意義が強い企業は、一定の利益を得つつも、人工知能やロボットが生んでくれた富を納税や魅力的な商品・サービスといった形で、一般人に届けてくれます。

こういった観点から企業を選ぶと、自然とこれから先の未来が明るい業界が見えてきます。

 

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今後の発展の可能性が高い業界とは


個人の主観から結論を言ってしまうと、バイオや医療、再生可能エネルギーや環境、もちろん人工知能やロボットを扱う会社に入ることをオススメします。

 
これらの業界は、今後の発展が大きく見込まれるジャンルであり、世界中から非常に優秀な人が集まっています。

彼らと過ごして、同じプロジェクトに携わることができれば、今後の世の中を変えるような偉業を成し遂げることができるかもしれません。

 
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人工知能が台頭するいま、キャリアについて不安に思う気持ちは、誰しもが同じです。

しかし、よく勘違いされるのですが、人工知能に万能なものは存在せず、複数の得意分野を組み合わせて使うのが普通です。

 
例に上げたWatsonは、様々なAPIを組み合わせたサービスであり、コールセンターではその一部を利用したものになります。

そのため、得意分野によってはプレーヤーもその都度入れ替わることになります。

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人工知能の発展のためには、使用されるアルゴリズムではなく、用途を絞った大量かつ適切なデータのが必要です。

その点、バイオやエネルギーといった自然現象に大きく紐付いた分野に関しては、まだまだ未知の領域が大きく、データも集まりきっていないのです。

 
だからこそ、こういった業界に身を置くことで、むしろ人工知能と助け合う形で仕事をしていくことができるのです。

 
裏を返すと、すでにビジネスとして成熟しきっており、データが集まりきっている業界は危険ということです。

 

高齢化社会を活かしたビジネスも発展が見込まれる

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これまでの常識だと、景気は生活にお金をかける年齢の人口増減により、大きく左右されてきました。

具体的には、子育てをするような年代や、収入が多くなる管理職クラスの年代ですね。

 
しかし、最近では死が近づいた人もまた、お金をつぎ込む可能性も高くなります。

どんなにお金をかけたとしても、もっと生きたい、病気を治したいと考えることは、人間として当たり前のことです。

 
これまでイノベーションは、SNSなど主に若年層向けに起きてきました。

ですが、日本のような高齢化社会においては、この概念は大きく崩れ去るのかもしれません。

 
再生医療や生活のサポートロボットなど、高齢者向けのサービスが席巻することも、これから先の未来では十分に考えられます。

 
もしも現時点で、日本全体の産業をバイオやエネルギー分野にうまくシフトすることができれば、見通しはさらに明るくなります。

なぜならば、日本の近くには世界でトップのエネルギー消費量、かつ高齢者の人口が爆発的に増えるであろう、中国という巨大市場が存在するためです。

日本で構築されたノウハウやビジネスを、一定期間を経て中国に持ち込むことができれば、さらなる業界の発展が見込まれますね。
 
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本記事では個人の主観から、今後の発展が見込まれる業界についてお伝えしてきました。

企業という入れ物だけでなく、個人のスキルという面でも、これから先の未来は考え方を改める必要があるでしょう。

 
たとえば、プログラミングなどを勉強して、人工知能やロボットに怯えるのではなく、実際に使いこなす側に回るのも、ひとつの方法です。

どちらにせよ危機感を持って、自分自身で未来を切り開いていかなければならない、厳しい時代を生きているように思います。

 
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