ALISのベータ版公開に今後のトークンエコノミーの将来を見た【仮想通貨】

      2018/12/08

こんにちは、ノマドのTEN(@02smwhere)です。

本記事では、最近クローズドβ版(事前登録制)がスタートしたALISについて、ミートアップの様子も合わせてご紹介したいと思います。

本記事のまとめ
  • 独自のトークンエコノミーを目指す”ALIS”の持つビジョン
  • ALISの現在の進捗状況・今後のロードマップ
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ALISの目指しているトークンエコノミーの実現方法とは


まずは比較のためにわかりやすく、現在の経済の中心である株式会社と、そのステークホルダーを考えてみましょう。

現在の株式会社だと、ほぼ株主の利益が経済活動のゴールになってしまい、従業員やユーザーなどステークホルダーに応じて、ゴールがバラバラになってしまいます。

そのため、労働しても利益が少ない人や、お金でお金を稼ぐ投資家などの二極化してしまうのです。

 
しかし、ALISの掲げるトークンエコノミーでは、従業員もユーザーも投資家も、コミュニティの価値向上が自身の利益になるので、ゴールが共有されます。

報酬体系も含めて、個人がコミュニティに属する分散型の形態を目指し、もはや誰がALIS作っているのか明確でなくなるというのです。

 
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ALISでは、「信頼の可視化で人の繋がりを滑らかにする」をビジョンに掲げています。

つまり、これまではお金など金融資本の交換が中心であった世界ですが、本来は社会関係に基づく自己資本の交換が重要であると考えている点です。

ALISは独自のトークンエコノミーとして、コミュニティ内で提供した価値に応じた報酬が支払われたり、中央集権でなくても経済圏として自立することを目指しています。

 
具体的には、ユーザーが記事を書いて他のユーザーがそれを読み、評価することによってトークンを配布したり、信頼の数値化を成し遂げていきます。

 

アフィリエイト記事による経済活動からの脱却


記事を書いて利益を得る…というと、現状ではアフィリエイトが思い当たるかと思います。

しかし、単なるアフィリエイト記事においては信頼ではなく筆者の利益が優先されており、いわゆる良くないものを売って儲ける人がいるのも事実です。

 
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例えば、顔見知りの八百屋さんであれば、どうでしょう。

その日の仕入れ状況やお客様との信頼関係を重視して、悪い野菜を別のものに変えるなど、コミュニティ内での信頼関係を加味して経済活動を行なうことでしょう。

個人的な信頼を無視して経済活動を優先すれば、悪い野菜は不良品なので、お客様を騙してでも売りたいはずです。

 
悪質なアフィリエイト記事においては、SEO対策によってグーグルの検索にヒットさせ、自身の記事から商品を売りつけることしか考えられていません。

 


しかも、アフィリエイト記事では作者から見ても、グーグルのさじ加減SEOによって、収入が大きく左右されてしまいます。

先日のアップデートでは、主に医療系のサイトの検索順位が大きく動くことになりました。

 
現代はテレビの影響も減り、個々人がスマホなどの端末で、様々な志向の情報を集めるようになりました。

共通の大きなブームや社会現象が起きづらいので、一人ひとりがハッシュタグや推しメンなど、多様化する価値観に合わせて記事を量産することも難しくなってきています。

 
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ALISでは記事や個人を信頼化することで、本当に良い記事を書いた人、良い記事を見つけた人が得をするような、トークンエコノミーを目指しています。

これは、現代社会までの製品のスペックや利便性などといった客観的な価値観から、今後は体験や感情などの主観的な価値感に人々の関心が移っていくだろう…

という考えのもとで、ありがとう!の感謝の気持ちをトークンに込め、自立したコミュニティ内で経済が回っていくことを想定しています。

 

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情報の信頼性の可視化はALISのほかにSteemitやTRVLでも


こういったグーグルの検索にいかにヒットさせるか?ではなく、ユーザーや情報をそのものに信頼を担保する流れは、ALIS以外でも加速してきています。

例えばTRVLでは、旅人としてのプロフィールを公開して、観光スポットのクチコミを投稿したり、ホテル紹介のコミッションを得ることができます。

信頼できる旅人がいれば、その人の紹介するスポットを訪れたり、おすすめのホテルに滞在することができて、旅人にも謝礼が払われるという仕組みです。

 
また、仮想通貨と個人・情報の信頼化を組み合わせたサービスの先駆者としては、Steemitが有名です。

Steemitは最近日本語化もされ、ALISのミートアップ会場にも花束が届けられるなど、競合サービスとして切磋琢磨しているようです。

両者の違いについては以前記事にまとめておりますので、合わせてご参照ください。

 
合わせて読みたい>>>> 次世代メディアALISとSteemitの比較
 

クローズドβ版を公開したALISの今後のロードマップ


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ALISでは現在クローズドβ版(事前登録制)がスタートしており、公開時点で500記事以上事前投稿されています。

まずは使い心地を磨き、UXを向上するとのことですが、すでに多くの人が記事を読んだり、書いたりできるようになっています!

実際に記事を評価することで、トークンを獲得出来るようにもなっていくようです。

 
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今後の展望として、非公開記事をトークン購入で読めるようにしたり、信頼出来る人にトークンを支払って記事をリクエストできるようにするそうです。

また独自の信頼ロジックを用いて、溜まった信頼は一定期間でリセットするなど、後発ユーザーであってもALISへの積極的な参加が利益になるようにするそうです。

 
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さらに、他人へトークンパワーを譲渡して、自分自身が信頼できる人へ活動を委託できる仕組みを実装するそうです。

このため、実際に自分で記事を書いたりしなくても、ALIS全体への参加者数を増やしていくことが可能になっていきます。

また、ALIS内のユーザーへ向けた投げ銭や、APIを利用したメディア・店舗決済ができるようなサービスも目指しているそうです。

 

ベータ版を公開したALISの今後の進捗に期待!

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ミートアップ会場でALISのスタッフが言っていた言葉があります。

それは、アメリカやオランダでは仮想通貨に対して明確な規制がないので、とりあえずやってしまおう!という姿勢と、情報共有の場が多いということです。

 
ALISは日本におけるICOの第一号として、仮想通貨に対する投機などネガティブな話題が多い世の中において、ポジティブな話題を提供してくれています。

実際にミートアップに参加してみても、事業者や弁護士をゲストとして招いて勉強になっただけでなく、仮想通貨・ブロックチェーンの未来を見せていただき、非常に楽しむことができました。

 
個人的な所感ですが、いつか所謂悪質なブロガーやアフィリエイターは淘汰され、ALISのような信頼化が前提の仮想通貨メディアに移り変わっていく気もしています。

独自の経済圏を持ったコミュニティを目指すALISについて、私自身も構成しているメンバーの一員として、今後も応援していきたいです。

 
合わせて読みたい>>>> 【イベントレポート】ALISミートアップの内容まとめ
 

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