衰退する日本はアジアの経済発展と幸福感を取り込むべき【中国・東南アジア】

      2019/01/26

こんにちは、ノマドのTEN(@02smwhere)です。

僕は中国、タイ、マレーシアなど、近年発展を遂げているアジア各地の国々にもよく足を運びます。

それらの国では、毎回行く度に街がどんどん変わっており、人々も希望に満ち溢れている様子が、歩くだけで実感できます。

一方で、僕は様々なニュースやビジネスなどを見つつ、「あーもう日本駄目っぽいなあ」とも思っていたりもします。

少子高齢化で衰退していく日本に暮らしていると、東南アジアの発展の目まぐるしさには、嫉妬に近いものすら覚えます。

 
そんな僕も日本が大好きなので、何か希望の兆しはないものか…と考えていた時に出会った本が、田村耕太郎氏の”シンガポール発 最新事情から説く アジア・シフトのすすめ”になります。

 
ざっくりと内容をまとめてしまうと、

日本は全体が発展してるアジアに位置していることから、欧米諸国に比べて条件面でも非常に有利なはず!

そんなアジアのパワーをうまく取り入れていけば、今後は恩恵を受けつつも共生することが可能!

というようなことが書かれています。

 
 

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よく例に上がる中国の経済発展のすごさを考えてみる

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アジアの発展を象徴している国として、さらには世界を大きく左右するような国として、現代社会は中国に言及せずにはいられません。

事実、中国のおかげもあってアジアは、世界経済の重要な役割を担っています。

以下、– アジア開発銀行(ADB) – より

アジア途上国は、外需や国際的な一次産品価格の回復および各国の国内改革に支えられ、その3分の2以上の経済が上向きであり、アジア地域が世界の経済成長の60%を占め、最大の牽引力となっているとした。

参照元:拡大するアジア経済、 世界経済成長の60%を占める — ADB

 
経済発展のおかげもあり、国民もどんどん豊かになっています。

日本にも、中国人がたくさん観光に訪れていたり、家電や化粧品などを爆買いするのを目にすると思います。

その理由は、日本が相対的に安くなってきているからです。

豊かさが衰えていて、不幸せになりつつあるけれども、ご飯も美味しくて安全な日本に、どんどん力をつけて豊かになっている国の人が押し寄せているのです。

これって、かつて日本が物価や人件費が安い途上国に、工場をガンガン建てて観光で札束を叩いていた減少に似ています。

 
実際に旅先で出会った中国人から、中国のリアルな実情をお聞きすることができました。

日本の留学経験のある中国人から、シリアスな内容まで聴けたのでメモ。
親日家で教養深い、20代後半女性の個人的な意見です。

①中国でレストランやフリーランスなど、個人事業や企業をするには、まだ賄賂が不可欠。昔よりも大分マシになったが、それでも金品を積まないと申請通過がかなり遅くなる。

②台湾は中国人から見て、文化がまるで違う、独立も止む得ない。現政権は中国嫌いで、その煽りも受けている。日本や台湾に比べ、昔は中国が貧しかったため、今も年寄りは見下す節がある。一方、最近の中国は台湾人に対し、高額オファーを掲示して本土に呼び込み、エリート層から浄化を図っている。

③中国人の半日感情は歴史教育によるものではなく、過去に訪日した人達の劣悪な体験も影響している。
安い賃金で酷使したり、病院で死体運びのバイトさせたり。
いまはそんな事なくて、日本に嫌悪感を持つ人であっても、実際に訪日するとほとんど全員が日本大好きになる。

④留学時の周りは排他的な女子大生ばかりで、日本人の友達を作るのは諦めてしまった。日本人と結婚するにしても、偏見を持たず尊重し合える人が望ましい。所得の大小で互いに優劣つけるべきではない。発展の違いはあれど、文化は平等に扱って交流すべき。

他にもいろいろと話していたのですが、まじでこの通りだなーと思います。

特に日本や台湾のほうが早く発展したのもあって、何かと中国を下に見てしまいがちなのですが、現実問題として中国資本の企業に高待遇で迎え入れられることが多くなってきたわけで。

ファーウェイの初任給が40万円とか、度々話題になってますよね。

 
とはいえ、「中国人ってマナー悪いじゃん?アイツラのほうが発展してるなんて、ナイナイ!」

と思っているあなた、常識を改める必要があります。


僕個人の経験からも言えることなのですが、最近の若い中国人はみんな頭がよく、マナーも良いです。

英語も喋れるし、気が利くし、思いやりもある、普通に仲良くなれる人が多いです。

むしろ下手な日本人よりも、マナーが良いのではないでしょうか。

 
以上まとめると、僕たちは中国よりも経済レベルも教養レベルも進んでいる、という認識を改める必要がありますよ、ということです。

ただし、中国は格差も大きく、国土も広いので一概に括って進んでいるということはできません。

中央値や最頻値を取ると日本のほうが豊かかもしれませんが、平均値や最大値に関して言えば、若干優位性はなくなっているのではと予想する今日このごろです。

 

ほかの東南アジア諸国における経済発展と幸福感

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オーケー認めよう、中国がすごいのはわかった。

とはいえ、他のアジアの国はどうなんだろう?

・・・下を見る考え方は良くないのはわかりますが、そう考えるのが普通ですよね。

例えばタイ、一般的なイメージとしては、上の画像のような石でできた大仏のイメージでしょうか?

 
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もしくは、床に葉っぱを敷いて、手でものを食べるイメージ?

まあ僕も実際にベトナムで経験しましたが、意外と良いものですよ。

 

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結論、今の東南アジアの国々は、どこも普通に発展してます

けれどこれって、海外に一回も行ったことがない人にはわからないことなんですよね、無理もないでしょう。

 
たとえばアジアの優等生、シンガポール。

この国も昔は小さな国でしたが、リー・クアンユーの徹底的な指導もあり、現在は世界でトップクラスの先進国になりました。

先進国のため物価も高いですが、きれいで安全で、中国語と英語が表記されているのでなんとなく看板も読めるし、はじめての海外旅行先にはおすすめできる国です。

 
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タイについてですが、首都バンコクには大きくてきれいなショッピングモールがいっぱいあります。

エアコンも効いて快適だし、日本にも有るブランドの店舗も多く、日本にいるときと全く変わらない生活ができたりします

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渋滞が名物であったバンコクですが、現在は鉄道も非常に整備されています。

英語の表記もあり、料金もわかりやすく、タクシーにぼったくられる心配もありません。

バンコクは、これからもどんどん公共交通機関を充実させていくようです。

恐ろしいほどのスピードで、都市がどんどん成長しています。

 
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近年急速に発展したので、伝統的な船着き場のすぐ近くに、超高層マンションがどーんと建っていたりします。

駅の新設や駐在外国人の増加、現地人の所得増加などもあって、街のあちこちで開発が行われています。

 
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つい最近だと、マレーシアが熱いですね。

LCCのエアアジアもあって、非常に訪れやすくなりました。

象徴的なペトロナスツインタワー。

 
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高層ビルの間を、モノレールや車が通っていく大都会です。

昔の東南アジアのイメージとは、全く異なりますよね。

 
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東南アジアの大都市で暮らしている若者は、本当に裕福なことが多いです。

極端にいうと、日本の地方で暮らす若者よりも、お金を持っていたり、オシャレな服を着ていたり、遊びを楽しんていたりします。

携帯はiPhoneとAndroidを二台持ち、LINEやFacebookを使いこなし、毎回リア充写真をアップしていて、ほぼ日本の若者と生態系が変わりません。

 
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付け加えると、彼らは非常にまじめです。

日本で言うところの、かつての高度経済成長のような雰囲気でしょうか。

真面目に働けば裕福になれると実感できることから、労働への姿勢が非常に真摯です。

未来に向けてどんどん良くなっていく国と、衰えていく国では、暮らす人の表情も変わっていくのは当然ですよね。

 
さらに、少子高齢化が進んだ日本に比べて、若者が多いことは有利に働きます。

ラオスやミャンマーなど、ほかの東南アジアの国々の街を歩いても、子どもや若者を見ることが本当に多い。

日本はどこに行っても、お年寄りばかりになってしまいましたからね。

 
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東南アジアの経済発展の恩恵を受けつつ共生する道を

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しかし、そんな日本でも欧米諸国に比べて、非常に有利な点があります。

それは、成長著しく、優秀な人材が数多くいる中国や東南アジアに、地理的に非常に近い!という点です。

せっかく有利な立場にいるのですから、羨むだけではなくて、彼らの力をうまく取り入れて共存していく方法を探って行くべきだと思います。

 
今後の世界において、僕たちの住む日本がアジアに属する以上、東南アジアや中国におけるイノベーションをそばで感じられる可能性は高くなっていきます。

つまり、日本そのものが衰退していったとしても、アジアという大きな経済規模で物事を見た場合、それほど悲観的になる必要はないのかもしれません。

そのためには、アジアの隣人たちともっと仲良くなって、お互いのことを知る必要があるでしょう。

もっと多くの日本人が、もっと現地に足を運んで、東南アジアのことを知ると同時に、彼らに日本を好きになってもらう努力をしなければならない、と感じています。

 
あるいは、日本はアジアにおける課題先進国として、ほかの国が対峙することにあるであろう問題に、事前に取り組んで解決することで価値提供ができるとも考えています。

いまでこそ、東南アジアは若年層が中心の経済社会となっていますが…

必ずどこかのタイミングで、増え続ける高齢層を対象とした何らかの製品やサービスが必要なときが来ます。

その時こそ、世界に前例のない少子高齢化を経験している、日本が一肌脱ぐときなのかもしれません。

 

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