ブラック研究室という理系大学が抱える問題と対策

      2018/09/02


「研究室がブラック過ぎて困っている、教授が厳しい」
「大学のゼミの課題が終わらない、今日も徹夜で実験だ…」

この記事は、そんな方へ向けて書いています。

こんにちは、ノマドのTEN(@02smwhere)です。

僕は理系で大学院まで行ったので、研究室という文化についてはよく存じております。

幸い、僕の研究室はブラックではありませんでしたので、大学には良い思い出しかありません。

 
しかし、同期には運悪く、そういったブラック研究室に配属になってしまった人もいます。

経験上、そういう人はさっさとアカデミックとは縁を切って、就活に力を入れるなり、公務員試験を受けるなりして、いまは幸せそうに暮らしています。

 
本記事では、その理由を説明していきましょう。

 

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理系の大学におけるブラック研究室という問題

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さて、“ブラック企業”については、もうすでに説明不要でしょう。

その点、“ブラック研究室”という言葉を聞いたところで、理系の大学生の方以外にとってみれば、イメージがつきにくいところもあると思います。

 
結論から言ってしまえば、言葉の表しているまま、おそらくご想像の通りの研究室のことを指しています。

 
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ブラック研究室では、研究室を牛耳っている教授を筆頭にして、研究という名目で労働力を提供することを求められます。

 
朝大学に行くと、コアタイムの時間は研究室から離れることを許されず、徹夜も珍しいことではありません。

大学は24時間365日開放されているので、学生とはいえ土日も研究室に来ることを余儀なくされます。

時には教授から、セクハラやパワハラを受けてしまうことすらあります。

 
合わせて読みたい>>>> 真のブラック企業は残業によって転職活動を妨害する
 

タダ働き同然のコアタイムや理不尽な教授が牛耳るブラック研究室の特徴

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では、ブラック研究室の抱えている問題点とは、どこにあるのでしょうか。

まず、大学の研究室に所属するのは、当然ですが学生です。

そのため、会社員としての労働の常識、労働基準法が通用しません。

よって、1日8時間以上のコアタイムを研究室で過ごしたとしても、標準時間や残業といった概念は一切ありません。

 
理系の大学では、研究室に所属して研究に従事し、論文を書き上げるのが卒業の絶対条件です。

したがって、大学を卒業したい学生にとってみれば、じっと辛い状況に耐えるほかないのが現状です。

こういう意味では、ブラック研究室はそこらのブラック企業に比べて、遥かに扱いづらい問題であると言えるでしょう。

 
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何よりも問題なのは、ブラック研究室という文化が、世の中の大半の人には理解しがたいという事実です。

研究室という概念すら、理系の大学を出た人以外にとってみれば、全くわからない。

 
ましてや、理系の学生は大人しい性格で、これまで努力を着々と重ねて一定の成功を収めてきた、真面目な人も多いです。

そのため、自ら助けを求める声をあげることが出来ない場合も多いので、ブラック研究室の問題が表面化しないこともあるでしょう。

 
大学の中の、さらに閉じられた世界でのお話なので、外部の人間だけでなく、同じ学部・学科の人からしても、判断が難しいのが正直なところです。

さらに、こういったブラック研究室の場合、研究自体はとても真面目に行っているので、一定の研究成果や権威を得ていることも多いです。

そんな研究室に憧れを抱いた学生は、実際の配属後のギャップに苦しむことになります。

 
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確かに理系の研究室だと、実験によっては大学の滞在時間が長時間になってしまうこともあります。

しかし、ブラック研究室を容認している大学教授からすると、学生をタダで好きに使える労働者としか見なしていないようなパターンもあります。

例えば、研究には全く関係のない雑務を押し付けたり、(学生の論文ではなく)自分のための研究に付き合わせる、といった行為です。

こういった研究室の文化を作ってしまっている教授は、そもそも学生を教育するという考えで大学に所属していることは少なく、研究成果をあげることにしか興味がないことも多いです。

 

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ブラック研究室の被害者にならないための対応策とは

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僕が考えるに、ブラック研究室の被害者になってしまうことを防ぐためには、方法は二通りあると思います。

 
まず考えられる対策ですが、ブラック研究室に配属されてしまう前に、全力でその研究室を避けることです。

研究室の配属は、成績点で上から順に好きなところを選べることが、ほとんどでしょう。

だからこそ、普段の授業にも手を抜くこと無く、単位さえ取れれば良いという概念を捨てる必要があります。

授業をきちんと受けて良い成績を収め、研究室を選ぶ自由を得ることが、結果としてブラック研究室を避けることに繋がります。

 
そして、研究室配属の際に部屋や実験設備を見学させてもらい、気に成る点をしっかりと質問しておくと良いでしょう。

その際には、パネルディスカッションや教授の話のみで判断するのではなく、実際に所属している学生からも話を聞きましょう。

自分の目で、研究室の雰囲気やコアタイムの有無など、様子を判断するのがポイントです。

 
「ぶっちゃけ、ブラック研究室ですか?」

と直接聞いてしまっても、良いかもしれません。

 
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不幸にもブラック研究室への配属が決まってしまった場合、さっさと就活を始めたり、研究室の専門分野とは違う将来を考えることをおすすめします。

これは、僕自身が研究室で専門を学び、就活や転職を経験してみて、実際に出した結論です。

 
普段の生活では、大学という世界しか見えていないかもしれませんが…

周りや教授の言いなりになって、自らブラック研究室の専門分野にのめり込んでしまうのは、あまりにも危険すぎます。

僕自身も、理系の大学院を卒業後には、新卒で自動車メーカーへ就職しました。

しかし、外資系コンサルティングファームへの転職を経て、現在は大学の専門と関係のない、データサイエンスの仕事をしています。

 
このように、大学の研究内容と就職先について、ほとんど関係のない仕事をしている人もいっぱいいます。

博士過程まで進めば別ですが、そういったブラック研究室への配属になってしまった以上、ドクターという選択肢はないに等しいでしょう。

 
合わせて読みたい>>>> 大学の専門や研究で有利になる理系の就活はくだらない
 

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では、実際にどのような方法で、ブラック研究室をより先の将来を考えれば良いのか。

まずは肩の力を抜いて、ゆるく企業の情報を集めていくことから、始めていくと良いかと思います。

ブラック研究室ならば、今後状況がさらに悪化する可能性もあるので、なるべく早いうちに就活を進めておくべきです。

 
例えばニクリーチでは、就活のような固い雰囲気を取り払った、新しいサービスを展開しています。

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ニクリーチでは、学生が企業の方に焼肉をおごってもらいながら、様々な話をすることができます。

運営しているビズリーチは、管理職やグローバル人材といった一流のビジネスマンが利用している、会員制のスカウト型転職サービスです。

最近では、テレビCMもよく流れていますね。

 
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無料で登録するだけで、企業研究のみならず、美味しいお肉をご馳走になれる新しい就活サービスに、ぜひ登録してみてください。

 
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また、実際に企業で働く先輩社員に話を聞いて、自分の研究が将来に結びつくかどうか、判断するのも良いでしょう。

大学で自分がしている研究が、企業での製品化に結びついているようであれば、日々のモチベーションに繋がるかもしれません。

ビズリーチ・キャンパスを使えば、企業名から同じ大学出身の先輩を探して、話をすることができます。

 
一度大学に入ったのであれば、その大学の歴史や知名度、学部や研究室などの、コネクションを利用するに越したことはありません。

ビズリーチ・キャンパスにおける面談では、スカイプでのオンライン相談も対応できるなど、遠方からも気軽に利用できるシステムが整っています。

 
こちらも運営しているのは、スカウト型転職サービスのビズリーチになります。

そのため、企業からのスカウト目的で研究内容を登録する学生も多いようです。

企業から見て魅力的な専門を身につけることができれば、ブラック研究室での立ち振舞いも変わってきますからね。

 
ビズリーチ・キャンパスの詳細

ブラック研究室の妨害に負けず将来を見据えた就活を

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いまの世の中では、研究室という概念の前に、大学の学部や専門すら、キャリアには無関係であることも多いです。

大学を卒業してからの人生のほうが、ブラック研究室で過ごす数年間に比べても、圧倒的に長くなります。

 
以下の記事では、僕なりの新卒の就職の考えについてまとめておりますので、就活の際にはぜひご参照ください。

学生一人ひとりが、目の前の不幸に躍らされることなく、納得できる未来を歩むことができるように、幸運を祈っています。

 
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