「毎月の車の維持費が高くて困っている」
「カーシェアリングってどんなサービスなんだろう?」
この記事は、そんな方へ向けて書いています。
こんにちは、ノマドの02smwhereです。
僕は新卒で勤めていた自動車メーカーに勤めていた時に、自分の車を持っていました。
新卒の身分にも関わらず、5年ローンを組んで、通勤や休日のドライブに乗り回していたものです。
- カーシェアリングサービスの便利さがわかる
- 安くサービスを利用する方法がわかる
コンサルティングファームに転職してからも、それは変わらず、家賃の高い首都圏に引っ越したとしても、車を絶対に手放しませんでした。
事情が変わったのは、あちこちを転々とするノマド生活を送るようになってからです。
短期間での引っ越しを続けるにしたがって、マイカーの処分を本格的に検討するようになりました。
駐車場や税金もかかるし、毎日通勤していると、稼働率が圧倒的に下がっていって、寝かせておくのももったいない気がしてきたんですよね。
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自分の車をシェアできるAnycaを利用してみた
そこで目に止まったのが、Anycaというカーシェアサービスでした。
これは他のカーシェアリングサービスとは異なり、自分の所有している車を貸し出したり、他人から車を借りたりできるプラットフォームです。
貸し出したいときには、シェアしたい車のオーナー登録が必要です。
ユーザ間での貸し出しは、個人的なやりとりで行われるので、対応できる場所を自宅近くや駐車場に設定したりします。
貸し出しの料金や割引なども、自分で設定することができます。
このサービスを使って、少しでも維持費を賄うことを試みたのですが…
やはり労力や稼働率を考えると、もはやマイカーを所有するメリットというのが薄れてきてしまいました。
愛車を手放す決断を決める
結果として、郊外から都心に引っ越すタイミングで売却しました。
一緒に色々なところへ旅をして、転職も結婚も苦楽を共にしてきた愛車だからこそ、本当に悩んだ末の決断でした。
今も思い出すだけで、街で同じ車を見かける旅に、涙が出そうになります…
買取額もマイナスとなってしまいましたが、いま思うと結果としてはよかったのだと思います。
やはり都心部に住んでいると電車も便利ですし、維持費もなおさらかかるので…
マイカーの思い出は心の中に大切にしまっておくことにしました。
都心にはカーシェアという選択肢があった
さて、手放してしまったとはいえ、これまで車がある生活を続けてきたのも事実です。
買い物や温泉に行くのにも、車は必要不可欠と言っていいものでした。
重たい荷物を手で持って返ってくるのは面倒くさいし、せっかくいいお湯につかっても、湯冷めしてしまっては意味がありません。
そこで調べてみると、家の近くにはカーシェアリングのステーションが複数あることが発覚しました!
その数なんと、徒歩圏内だけでも10台以上の車が登録されているようです。
僕の自宅からだと、三井のリパークの駐車場が最も近く、最新型の日産のノートやマツダのCX-5など、非常に魅力的な車がたくさん登録されていました。
そのため、数あるカーシェアの中からカレコというサービスに登録しました。
自動車を所有するドライバーの考え方は、変わってきています。
・一家に一台、自動車が無くても良い。
・必要な時に、カーシェアやレンタカーで済ませれば良い。
・駐車場代や税金もかかるし、ものとして所有することに魅力を感じない。
こういった考え方は、僕たち若い世代にとって、すでに一般的なものです。
いま時の大学生は、マイカーではなくカーシェアに登録し、レンタカーと使い分けて、ドライブを楽しんでいます。
さらに、現時点で車を所有している世帯ほど、カーシェアリング会員の登録率も高いというデータすら出ています。
これはカーシェアか否かに関係なく、車を運転するという行為や、自動車という移動手段に対して、マイカー保有がゆえの抵抗感のなさを表しているように思いました。
つまり、マイカーが普及している世帯からパイを奪われる形で、カーシェアにユーザが流れ、一気に立場が取って代わられる可能性だってある、ということです。
今後の自動車業界がどうなるか、カーシェアリングサービスを積極的に利用しつつ、僕も見守っていきたいと思います。
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