「外資系コンサル出身って、ブランド力があってかっこいいイメージ」
「コンサル経験者は転職でも有利になるって本当かな?」
この記事は、そんな方へ向けて書いています。
こんにちは、02smwhereです。
僕は日系大手メーカーを新卒8ヶ月で退職した後、外資系コンサルティングファームに転職し、現在は事業会社で働いています。
本記事では、そんな僕が考えたり実感した、外資系コンサルティングファーム出身者の転職市場におけるブランド力についてご説明します。
- 外資系コンサル経験者の市場価値が高い理由
- 外資系コンサルのブランド力は卒業者の活躍次第
外資系コンサル出身者の転職市場におけるブランド力とは
外資系コンサルティングファーム出身の人材は、転職市場においても重宝されることが多いです。
理由としては、もちろん厳しい環境にてある程度やってきた人物として、スキルセットも含めて個人が評価されていることもあるでしょう。
そのため、キャリアにおける修行を積むことを目的として、外資系コンサルティングファームへの就職を希望する人も多いです。
一方で、マッキンゼー出身といったような、コンサル会社そのものブランドイメージがあるおかげで、一定の評価を得ることができているのも事実です。
現に、僕の周りのコンサルティングファーム出身の人は誰でも、所属していた会社に不満を抱えて転職した人は少なく、いまでも繋がりを持っていることすらあります。
ほかの業界でいうと、リクルートのように、企業文化がしっかりしている会社と合わせて転職が比較されることが多いです。
また、大規模なファームであれば社内の研修も整っており、お給料をもらいながらビジネススクールに通う並みの、MBA取得よりも有意義な時間を過ごすことができます。
僕自身も、第二新卒で外資系コンサルティングファームに転職した際には、手厚い研修を受けさせてもらい、海外研修にまで行かせてもらうことができました。
このように、外資系コンサルタントを経験することによって、長く続いていくであろうキャリアにおいても、自分のブランド力を高めることができるのです。
合わせて読みたい>>>> 第二新卒で外資系コンサルタントに転職時の研修制度とは?
転職市場価値としてブランド力を高める外資系コンサルの働き方とは
よくある話なのですが、外資系コンサルティングファームは仕事量が多いために、成長に繋がると言われます。
勘違いしないでいただきたいのですが、仕事の多さそのものが、個人の成長に直接繋がるわけではありません。
普段の仕事量が多いと、手戻りや無駄な残業(=会社のコスト増加)が多くなってしまいます。
したがってスタッフレベルでも、効率化や本質的価値のあるアウトプットへの意識が必要になってきます。
さらに会議にしても、参加するメンバー全員の時給、もっと言えば会議室の稼働率や利用コストを意識することが求められます。
すると必然的に、会議の時間を節約するために、その目的を明確化したり、わかりやすい資料作りが求められるようになります。
こういった圧倒的な仕事量によって強いられる、強烈な効率化や物事の本質を見極める意識づけによって、コンサルタントはだんだん成長していくのです。
世界的に名の知れたファームで勤務したという経歴は、コンサルを辞めて転職を試みた際に、ビジネスマンとしての能力の高さを証明することにつながります。
そのため、コンサル卒業後に事業会社に行ったとしても、様々な場面でその経験を活かすことができます。
仮に業務内容が直結していなかったとしても、濃い業務経験や高い学習意識が身についているので、気がついたらなんでも要領良く処理できるようになっています。
そんな優秀な人材を数多く輩出しており、さらにOBOGが各方面で活躍してくれているからこそ、外資系コンサルティングファーム出身者はブランド力を保つことができているのです。
合わせて読みたい>>>> 外資系コンサル経験者が「成長が早い」「優秀」と評価される理由とは
コンサルの仕事量の経験がブランド力の成長に生きてくる
僕自身も、あまりの仕事の多さにやり切ることができないまま、先輩に巻き取られた悔しい経験があります。
だからこそ、仕事の効率化や本質を突き詰める能力については、ある程度はひたすら量をこなさないと、見えてこないものであるという実感があります。
こういった期間を経ていない人は、興味や満足感のために無駄に多く作業したり、上司や取引先にストーリーを描かせることができず、かえって迷惑をかけてしまう可能性があります。
コンサルを受け入れるクライアントにとっても、ただ無駄に時間を費やしたアウトプットを持ってこられたり、価値の無い仕事でコストを垂れ流すのは、望ましくない結果です。
無駄な時間を過ごしてしまうくらいならば、いっそ早めに帰ってしまって、勉強して知識を蓄えるのもひとつの方法でしょう。
日々学び、成長を求める姿こそ、まさに外資系コンサルティングファーム出身者が市場から得ている評価の指針にもなります。
今後もコンサルがブランド力を継続できるかどうかは、実際にファームで働くコンサルタントだけが考えるものではありません。
僕自身を含め、コンサルティングファームを卒業した人材が、未来の各業界でどれだけ活躍していけるのか?
に深く関わっていると考えます。
合わせて読みたい>>>> コンサル卒業後の転職にはIT業界が有利な理由とは
これから外資系コンサルでブランド力を育てていきたいあなたへ
外資系コンサルティングファームに入社して、自分自身のブランド力を高めていきたいと考えているならば、ぜひ考えてほしいことがあります。
それは、自分が数年後にどんな人になっていたいのか?ということです。
今いる会社の上司になりたいのならば、何のことはありません、いまの会社で評価されるように必死にがんばりましょう。
今の会社の外において、他のなりたい自分像があるのであれば、早めに行動に移すことが大切です。
特にやりたいことが明確であり、お金の問題がネックになっているだけならば…
家族などお金の問題が少ない若いうちに、スタートアップが大きくなりすぎる前に、今すぐジョインするのが賢い選択かもしれません。
最も、僕自身の考えとしてはベンチャー志望の方であっても、一度外資系コンサルを検討してみることはおすすめします。
詳しくはこちら>>>> ベンチャー志望の人にも外資系コンサル就職がおすすめな理由
また、それでも外資系コンサルティングファームでブランド力を高めていきたい方は、転職サイトに早めに登録しておくことをおすすめします。
たとえば、会員制転職サービスのビズリーチならば、外資系企業にも多くのコネクションを持っているので、具体的な面接の対策方法も丁寧に教えてもらえます。
こちらの記事では、僕自身の転職事例をご紹介しております。
外資系コンサルティングファームへの転職を目指している方は、ぜひ一度ご覧ください。
合わせて読みたい>>>> 第二新卒で自動車メーカーから外資系コンサルタントへ転職