クラウドファンディングのメリットとパトロンになる意味とは

      2018/03/17


「クラウドファンディングってよく聞くけど、何のこと?」
「パトロンとかCAMPFIREとか、わからない単語がいっぱいある…」

この記事は、そんな方へ向けて書いています。

こんにちは、ノマドのTEN(@02smwhere)です。

最近、クラウドファンディングについて耳にすることが、本当に多くなりました。

簡単に言うと、インターネットを通じて出資を募るプロジェクトを”クラウドファンディング”と言い、何かのプロジェクトを支援したユーザーを”パトロン”と呼んでいます。(特にCAMPFIREでは。)

ですので、パトロン≒出資者、と考えていただいてオッケーです。

このように”cloudfunding”の語源は、cloud:不特定多数のインターネットを通じた人々から、funding:資金を調達する、といったところから来ているようです。

本記事のまとめ
  • クラウドファンディングとは何かがわかる
  • プロジェクトの支援者(=パトロン)になるメリットがわかる

近ごろのニュースで言うと、有名な芸能人がクラウドファンディングを利用して、会社を設立してみたり、何かと話題を集めていますね。

また、polca(ポルカ)という新しいサービスがスタートしたことにより、FacebookやLINEを通じて、誰もが気軽にお金を集めることができるようになりました。

 
僕個人も、クラウドファンディングのプロジェクトや、仮想通貨を使ったそれに等しい、ICOと呼ばれるものに、よく参加しています!

実際にこれらのプロジェクトを支援して、パトロンになることで、ゲストハウスに無料で宿泊することができたり、新しいプラットフォームに有利な条件で参加することもできますよ。

そこで本記事では、いま話題のクラウドファンディングについて、まとめてみたいと思います。

投げ銭だの乞食だの、無知な人にとっては、誤解されてしまいそうなワードが飛び交っているので、ここで整理しておきましょう。

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クラウドファンディングとは何か?

クラウドファンディングとは、自分のやりたいことや企画などを、プロジェクトとしてサイトに登録し、賛同してくれる人から資金を募るというものです。

最近は日本国内でも、よく耳にすることが多くなりましたが、もともと海外ではメジャーな方法です。

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例えば、会社が事業内容を拡大するときのことを、考えてみましょう。

大きく実績のある企業であれば銀行から融資を受けることが可能です。
そうして得られた資金を使い、人的資本や工場の設備などに、投資をすることができます。

あるいは、発展途上のベンチャー企業の場合。
こちらも、ベンチャーキャピタルなどから支援を受ける、など様々な方法が考えられます。
投資家としても、芽が出始めたばかりの企業には非常に注目しており、将来的に発展することを期待して、多くの資金を投入する、エンジェル投資家などもいます。

しかし、情熱は人一倍あっても若さゆえに金も実績もない・・・
そんな人たちは、これまでの方法だと、なかなか資金を集めるのが難しい状況にありました

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そこで登場したのが、クラウドファンディングという方法です。

やりたいことはあるけど、お金がない人たちを応援したり、逆に自分が支援してもらうことができるのです。

日本ではCAMPFIREが大手で、僕自身もよくチェックしています!
CAMPFIREは、polca(ポルカ)のサービスを作った会社としても注目されていますね。

 
合わせて読みたい>>>> polca(ポルカ)とは何か?アプリの使い方も説明するよ
 

クラウドファンディングにて資金を集めるメリット

クラウドファンディングのメリットや、その戦略に関しては、板越ジョージ氏の”クラウドファンディングで夢をかなえる本”が、非常に参考になります。

以下では、この本を参考にして、クラウドファンディングによる資金集めのメリットを考えてみましょう。

本当に自分が成し遂げたいことができる

まずは、クラウドファンディングとは対照的とも言える、銀行やスポンサーから資金を集めることを例にとります。

何かを成し遂げたい、事業を起こしたい、ものを作りたいと考えたときに、銀行や特定のスポンサーをつけることになった場合、お金を借りる側からすると、彼らの意向を組まざるを得ません。
テレビ局が番組制作をする際に、CMを提供するスポンサーの顔色を伺わなければいけないことと、一緒ですね。

つまり、どうしても、製作者の意思を完全に反映することが難しくなってしまいます。
これでは、例えば今はまだ見ないような革新的なサービス、製品は生まれてくることが難しいです。
日本だと特に、大抵は保守的な銀行員が、狭い常識の中で将来性を誤断してしまったり、孵化したしたばかりの素晴らしいアイデアに無理難題な実績を求めたりして、潰されてしまうことも多いでしょう。

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クラウドファンディングという手法では、そういった外部からの影響度を抑え、本当に自分のやりたいことだけを行うことができます。
つまり、出資を募った人の意思に対して、悪影響を及ぼすことなく、心から共感できる人のみにパトロンとなってもらい、お金を集めることができるのです。

製品を完成させずとも需要を確認できる

次に、出資を募る目的とするものが、何か具体的な商品であったり、イベントの企画であったとしましょう。
例えば、”ゲストハウスを新しく作りたい!”や”アフリカに滞在して生活をブログ発信したい!”などですね。

クラウドファンディングでは、プロジェクトにおける目的や成し遂げたいこと、その熱意や必要性を、不特定多数の出資者が判断して、資金を提供します。
その達成までの過程では、実際に出資を募った人が、そのプロジェクトに対する支援者数が日々伸びていく様子を、実際に目で見守ることとなります。
さらに、プラットフォーム上でメッセージなど、個人的なやり取りをすることもあるでしょう。

つまり、何か具体的な製品やイベントが完成する前にも関わらず、顧客やファンのニーズを知ることができるのです。
実際に銀行などから出資金をもらい、製品を作り上げたにも関わらず、全く売れなかった…では、お金を貸した銀行以外、誰も得をしないプロジェクトとなってしまいます。
その点、クラウドファンディングで出資金を募った場合、面白くないプロジェクト、世間に必要とされている製品ならば、十分に資金を集める事が可能です。
(出資を募る人が、どれほど発信力をもっているか。あるいはインフルエンサーにパトロンになってもらって、拡散してもらえるか。など、他の要因もあるでしょうが)

起業の骨組構築や初期の広告となり得る

クラウドファンディングでは、毎回様々なプロジェクトが出資を募っています。
本当に優秀な方々が、非常に構造的な文章を書き、その熱い思いを語っていて、CAMPFIREのサイトを見るだけでも、とても楽しいです。

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そんなクラウドファンディングですが、各プロジェクトを立ち上げる際には、発案者の自己紹介から始まり、そのプロジェクトをやろうと思ったきっかけ、資金の使いみち、これまでの活動、これからのビジョンなどが必要不可欠となります。

これって、起業に伴う事業計画書にそっくりなんです。
自分たちが、これからどんなスケジュールで、何を成し遂げていきたいのか、考える必要があるため、クラウドファンディングで資金をあつめる、というプロセスを通して、起業における土台や骨組み造りを兼ねることができます。

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また、出資を募る際には、FacebookやTwitterなど、各SNSによる情報の拡散が、必要不可欠となることでしょう。
そのため、クラウドファンディングという活動そのものによって、ある種の広告料を別に払うこと無く、お金を集めながら開発して、同時にプロジェクトを宣伝することができます。

これまで新商品を開発するためには、まず開発のための資金を募り、実際に開発を行い、できたものを宣伝する…といったプロセスが必要でした。

クラウドファンディングでは、上記と異なり、出資を募るための情報の拡散によって、実質は広告が増えることとなるため、さらに支援者数が増え、ひいては集めることが出来る金額が増加する可能性があります。

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あるいは、パトロンに対して、ゲストハウスの場合には無料の宿泊を提供したり、講演会の場合には無料の参加権利を提供したり、プラットフォームの場合には事前会員になってもらうことを考えてみましょう。
彼らの存在によって、事業がスタートした直後の顧客数を、ある程度把握することができます。

そのため、起業直後でまだ知名度がない状態からでも、彼らを見込んで会場の用意や売上の予測を立てることができたり、レビューを書いてもらって拡散したりするなど、さまざなメリットが考えられます。

もちろん、パトロン側としても、安く泊まれたり、有利な条件で参加できる…といった、物理的なメリットのみではありません。

素直に応援している気持ちを伝えたり、情報を拡散することによって、プロジェクトの助けになることができます。

この点が、僕が個人的にパトロンになっていてよかった一番のメリットでしょうか。
ただお金を出すのではなく、一生懸命な人を応援して、夢を叶える手助けをすることで、いつかそれが自分に返ってくるのですから。

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クラウドファンディングはこれからどんどん一般的になっていく

本記事では、板越ジョージ氏の”クラウドファンディングで夢をかなえる本”を参考にして、クラウドファンディングにおける発案者側のメリットと、パトロンが存在する意味について述べさせていただきました。

これからの時代、一方的に富を持つものと持たないものに分かれるような、資本主義型の社会は終焉を迎え、循環型の社会にシフトしていくだろうと言われています。

クラウドファンディングは、本当に熱い志さえあれば、誰でも夢を叶えることができる、新しい方法です。

最近ではpolcaというサービスによって、小規模なクラウドファンディングがより簡単に行えるようになり、私たちの生活にますます入り込んできます。


そのような新しい価値観を恐れること無く、実際に出資する側としても、出資を募る側としても、たくさんの人々と助け合える世の中になっていくと、素敵ですね。

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