外資系コンサルティングファームの評価制度とは?【キャリアカウンセラー】

      2018/08/19


「外資系企業は評価に厳しいというけれど、本当かな?」
「コンサルティングファームで働きたいけれど、評価制度が気になる」

この記事は、そんな疑問に答えるために書いています。

こんにちは、TEN(@02smwhere)です。

本記事では実際に外資系コンサルティングファームで働いていた僕が、その評価制度についてご説明します。

評価制度の理解をより深くするために、仕事の決まり方や目標設定についても言及します。

本記事のまとめ
  • 外資系コンサルにおける仕事の決まり方
  • プロジェクトと評価制度の関係
  • 実力主義と目標設定の大切さ
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外資系コンサルティングファームにおける仕事内容の決まり方

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まず、外資系コンサルティングファームにおける評価制度について理解を深めるために、コンサルタントの日々の仕事の決まり方を理解する必要があります。

コンサルタントが参画するプロジェクトは、ファームが抱えている仕事を仕切っているマネージャーと面接をすることで、決定される場合が多いです。

面接では、勤務地や仕事内容、自分自身の果たすべき役割まで、事細かに説明された上でアサインが決定されます。

長年所属しているコンサルタントになってくると、旧知の偉い人から直接声がかかって、そのままプロジェクトが決まる場合もあります。

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一方で、評判が悪いコンサルタントは一向にプロジェクトが決まらず、仕事をしないアベイラブル状態が続くことになります。

プロジェクトとプロジェクトの合間にアベイラブル期間があることは普通のことですが、ずっとそれが続くと、評価に影響を及ぼすことになります。

アベイラブルについては、以下の記事も合わせてご参照下さい。

 

合わせて読みたい>>>> 外資系コンサルティングファームにおけるアベイラブル期間とは?
 

コンサルタントの参加するプロジェクトと評価の関係とは

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このように、外資系コンサルティングファームにおいては個々人により、参加プロジェクトが異なります。

したがって評価の公平性を保つために、プロジェクトの直属のマネージャーが評価を決定することはありません。

各コンサルタントには、キャリアカウンセラーと呼ばれる上司がプロジェクトとは別に決定され、彼らが最終的な評価の責任を持つことになります。

 

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具体的な評価の手順は、以下の通りです。

まずはじめに、各プロジェクトのマネージャーが該当コンサルタントの仕事について1次評価を決定し、それをキャリアカウンセラーに共有します。

次に、キャリアカウンセラーがその評価内容を確認して、不足事項や疑問点がないか、客観的にレビューを行います。

キャリアカウンセラーはその情報を持ってして、所属グループなどより大括りの評価会議に出席し、議論を通じて最終評価を決定します。

その後、決定した最終評価はキャリアカウンセラーを通じて、コンサルタント本人に通達されます。

この時に、自分自身も最終評価の内容フィードバックを受けて、プロモーションや昇給が決定します。

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このように、コンサルタント本人とプロジェクトのマネージャー、さらにキャリアカウンセラーという三者の分担によって、外資系コンサルティングファームの評価制度は成り立っています。

そのため、所属プロジェクトやマネージャーとの個人的な性格不一致などにより、評価が著しく悪くなることはあまりありません。

合わせて読みたい>>>> 外資系コンサルティングファームの職種分類の違いを解説【戦略・業務・IT】
 

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外資系コンサルティングファームには年功序列は全くない実力主義の世界

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外資系企業という点で気になるであろう風習が、実力主義であるということでしょう。

結論から言ってしまうと、日本企業にありがちな年功序列な雰囲気は、全くと言って良いほど感じられません。

そもそもコンサル業界は転職が非常に多いので、中途や新卒によって経験もバラバラであり、就いている役職や年齢も一致しないことが多いです。

評価結果においても、年齢が考慮されるようなプロモーションや昇級などは目にしたことがありません。

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外資系コンサルティングファームは、年齢に関係なく評価がされるため、非常にやりがいのある仕事であるのも事実です。

しかし一方で、成果や目標設定に対する達成度については、かなりシビアに評価される世界とも言えます。

合わせて読みたい>>>> 外資系コンサル経験者が「成長が早い」「優秀」と評価される理由とは
 

コンサルティングファームの目標設定に用いられるSMART目標

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そのため、明瞭かつ具体的な目標を設定することで、自分のコンサルタントとしての対外的な評価を意識して働くことが不可欠となっています。

対外的にわかりやすい目標として用いられるのが、SMART目標と呼ばれる指針の決定方法です。

最近では、日系企業でも取り入れるところが多くなってきましたね。

Specific(具体的)

達成すべき事柄が明確であり、具体的となっていること。

よく知らない第三者が見ても、目標達成の基準を理解できること。

Measurable(測定可能)

目標の達成具合が定量化可能なこと。

数字で表されることで、未達率が理解できること。

Achievable(達成可能)

現実的に自分が達成可能であること。

あまりにも背伸びしたり、本人の希望が反映されすぎていないこと。

Result-oriented(成果に基づく)

個人の目標が、会社の目標につながること。

本人の成果が、結果として所属組織や企業に恩恵をもたらすこと。

Time-bound(時間制約)

以上の目標を達成する期限を設定すること。

合わせて読みたい>>>> 激務で残業地獄でも外資系コンサルが人気の理由とは
 

外資系コンサルの仕事内容を評価制度と目標設定から理解する

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本記事では、外資系コンサルティングファームにおける評価制度についてご紹介しました。

外資系コンサルティングファームは、仕事内容の決まり方も目標設定も独特であるため、日系企業から転職すると戸惑うこともあるようです。

しかし、あらかじめ仕事内容やプロジェクトの決まり方、評価への影響について理解を深めておくと、対策も可能かと思われます。

本ブログでは他にも様々な情報を掲載しておりますので、これから転職を考えている方は、ぜひご参照ください。

合わせて読みたい>>>> 外資系コンサルティングファーム出身者に転職回数が多い理由とは
 

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