激務で残業地獄でも外資系コンサルが人気の理由とは【仕事はきつい】

 

  • コンサルティングファームの勤務実態や残業時間が知りたい方
  • いま現在ファームやSIerで働いていて、労働環境を改善したいコンサルタント
  • 外資系コンサルを志望しているけど、激務が不安な就活中の大学生

この記事は、そんな皆さんへ向けて書いています。

 
僕は新卒で自動車メーカーに就職した後に、第二新卒枠で外資系コンサルティングファームへ転職しました。

本記事では、そんな僕が働いていた事例を交えながら、激務で知られるコンサルが就職や転職で人気の理由を考えてみましょう。

僕自身が第二新卒で外資系コンサルタントに転職した事例に関しては、こちらの記事をご覧ください。

本記事のまとめ

  • コンサルタントの勤務実態と残業時間
  • 外資系コンサルが激務になってしまう原因
  • 残業地獄でもコンサルティングファームが人気の理由

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外資系コンサルタントの残業時間や労働環境の実態とは

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結論から言ってしまえば、

最近のコンサルは、労働環境の改善を謳うファームが増えてきたものの、現場レベルではまだまだ個人の考え方・プロジェクトによって、激務度合いに大きな差がある!

という表現に尽きると思います。

 
例えば、僕の経験したとあるプロジェクトについてご紹介しましょう。

そのプロジェクトでは、長時間労働とストレスのせいで、若い先輩たちが次々と体を壊していました。

胃潰瘍になって出血し、トイレで倒れていた先輩。

高血圧で飲み薬が欠かせない先輩。

月100時間を優に越えるであろう残業も、自主的に申請をしていない先輩。

いろんな先輩がいました。

 
過労による治療のために、飲み薬が欠かせません。

しかし、常駐先のデスクに飲み薬を出していたら、クライアントに見えないように隠すように、上から命じられます。

マネージャーはそんな状況を認識しているにも関わらず、見て見ぬふりです。

 
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一方で、そういったプロジェクトばかりで働くことになるわけではありません。

毎日10時に出社して、18時過ぎにはメンバー全員がオフィスを出て、19時には家に帰れる。

マネージャーがタスク管理をしっかりこなしており、適時適切な指示を与えている。

手戻りや無駄な作業をしない!という時間意識が、きちんとチーム全体に共有されている。

こういった環境で、いわゆる外資系っぽいオンオフのついたプロジェクトで働いていたこともあります。

 

以上お伝えしたように、外資系コンサルティングファームにおける激務の度合いや残業時間は、人や環境によって大きく異なることが多いです。

現場のマネージャーの考え方やマネジメントスキル、アサインされるプロジェクト、さらには就職先に選ぶファーム自体に至るまで…

外資系コンサルにおける激務や残業時間の長さ・ブラック企業度合いは、様々な要素に左右されるというのが、僕の経験から言える勤務実態の真実です。

外資系コンサルティングファームという企業について、より客観的に知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

 
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外資系コンサルタントが激務・長時間残業になってしまう理由とは

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そもそも外資系コンサルティングファームで働くコンサルタント達は、なぜ過酷な労働環境に置かれてしまうのでしょうか。

 
まず、昔からコンサル一筋である先輩、あるいはコンサルタントを理想の職業として転職したマネージャーの価値観として、

「コンサルタントは医者や弁護士に並ぶようなプロフェッショナルであるべきだ」

という考え方を持っていることがあります。

コンサルタントとは、いわば企業のお医者さんなのです。

 
「企業の何が悪くて、経営がうまく行っていないのか」

「それを治すためには、どこを改善すべきか」

「そのために、どのような解決策を取れば良いのか」

こういった事象を分析して明らかにし、具体的な解決策まで落とし込んでいきます。

 

最近のコンサルティングファームでは、解決策を掲示するだけでなく、実現するためのアクションを自ら業務の一部を受託して運営したり(アウトソーシング)、そのための業務改善やシステム開発、運用保守といった案件に繋げて、利益を出していきます。

そういった時代の流れもあり、これからのコンサル志望者は、ITスキルの習得が極めて重要になってきます。

 
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しかしながら、時にこのプロフェッショナルマインドは、激務や長時間残業・ブラック労働を助長する結果につながってしまいます。

例えば僕はかつてのプロジェクトで、先の例である医者という立場を引き合いに出され、マネージャーに以下のようなことを言われました。

 
「医者は自分がしんどいからと言って、目の前の患者を投げ出したりはしないだろう?」

「つまりそれは、プロフェッショナルという働き方のことなんだよ。」

「プロフェッショナルは働いた時間ではなく、出したバリューに応じて対価を得るべきだ。」

「君は新人だ。クライアントに何もバリューを出せていない。」

 

今思えば、入社したばかりの新人コンサルタントが即座にクライアントへバリューを出すのは、中々難しい気もするので、少し厳しいこというなぁ…とも思います。

ですが、社会に出てすぐの新人が、初めての上司であるマネージャーに、このようにロジカルに詰められることを想像してみてください。

ブラックな労働環境で黙って大人しく働くよう、従わざるを得ないでしょう。

 

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このように、一部の外資系コンサルティングファームやプロジェクトの労働環境は、

いわゆるブラック企業の体力的に過酷な長時間労働。

ロジックゴリゴリの精神的負荷が高い理屈っぽさに起因する精神的負荷

(良い意味でステレオタイプの)コンサルタントの先輩が持つプロフェッショナルマインドから発せられる緊張感

これらが混ざり合っているようなものだから、なおさら激務のレベルが増してしまうのです。

 
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外資系コンサルタントが激務で残業地獄でも人気職業である理由とは

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しかしながら、外資系コンサルが激務であることは、一般にもよく知られていることでしょう。

僕が第二新卒で転職した時も、好き好んで、ある程度の激務を承知で、コンサルの環境の飛び込んだわけです。

長時間労働や精神的負荷を承知でもなお、未だに大学生の就活や転職市場において、コンサルが人気である理由は何なのでしょうか。

 
大前提としてコンサルタントは、事業の第一人者かつ当事者であるクライアントが、独力でどうしても解決できない課題を解決するために存在します。

つまり、そもそも請け負う仕事の難易度が高かったり、クライアントが自分でやるのが面倒くさいことに対して、高いお金をもらい短期間で解決することを生業としているのです。

そのため、どうしても仕事の密度が濃くなってしまったり、労働時間が長くなってしまいがちです。

これはコンサルティングというビジネスの特性上、ある程度は仕方がないことかもしれません。

 
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一方で、若くしても裁量の大きさや成長の速さ、コンサルティングワークならではのスケール感やスピード感を経験できることもまた、外資系コンサルティングファームへの就職が人気な理由でしょう。

もちろん同年代の日系企業に比べても、貰える給料だって高額です。

 
しかしながら、一部の上層部はいまだにこういったやりがいや達成感を全面に押し出すことで、残業代を払おうとしないこともあります。

「残業や健康を天秤にかけた結果、どうしても得たいものや達成感があるのから、プロフェッショナルとして働いている」

こんな風に、都合よく解釈するようなマネージャーの価値観で、チーム激務が常態化する労働環境については、はっきりNo!を突きつけるべきです。

 
以上のような環境において、上司やプロジェクトの当たり外れも成長の糧としてポジティブに受け入れ、様々な経験や高額な給与を求める方であれば、外資系コンサルタントとしての適正があるとも言えます。

 
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長時間残業や労働環境が改善されたコンサルへの転職は今がおすすめ!

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もちろん、コンサル業界全てが激務なわけではありません。

将来的に持続可能な組織を目指すにあたって、労働環境の改善に力を入れているファームが、最近は増えてきました。

 
“コンサルティングファーム”とは、そもそも会社の看板を付けている個々人の集まりを指します。

その中でも“ファーム”という言葉とは、本来はそういう意味であり、所属しているコンサルタント一人ひとりが、会社として抱えている商品になります。

個人によってクライアントに出せるバリューが異なるように、個人によって個性や考え方も異なるのも、当たり前なのです。

こういったダイバーシティ意識については、さすが外資系企業だけあって、柔軟に取り入れているファームが多いように感じます。

 

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つまり、企業が一昔前のコンサルタント像を当てはめるだけでは、優秀な人材を確保できなくなってきているのです。

昔と比べて、若い人もどんどん減っていきますし、学生の仕事に対する考え方も変わってきています。

 

そのため、働き方を含めた様々な価値観を認めるように、コンサルティングファームも受け皿を大きくしています。

本当に価値を出せる人間ならば、たとえ短時間であっても、会社の看板なんかなくても、クライアントにバリューを出すことが出来ますからね。

ですので、コンサルティングファームへの就職や転職は、はっきり今が狙い目である!と踏んでいます。

コンサルティングファームが労働環境を改善するということは、人を増やす必要があるということ、つまり採用の難易度が下がるので、内定をもらえる確率が上がるということです。

 

僕からの個人的なアドバイスとしては、これからコンサルへのステップアップを目指す人、あるいは職歴を活かして転職したい人は、ファームのネームバリューのみならず、

「ファームの扱う上流・下流・戦略・アウトソーシングなどのビジネス」

「収益や案件におけるSI(システム導入)の比率」

「会社発表ではなく実際に現役コンサルタントから聞いた労働環境や残業時間」

…などについて、きちんと調べて入社することをおすすめします。

 

また、現在就活中で、外資系コンサルタントとして働くことを目指す学生の皆さんも、それぞれのコンサルティングファームやプロジェクトについて、入念に情報を集めて行動すると良いでしょう。

 
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激務や残業地獄のイメージを払拭したコンサルティングは人気の業界

東大・京大生が選んだ「就活人気100社」のうち、なんと外資系コンサルティングファームはトップ10社のうち6社を占めています。

ここにランクインしているようなコンサルティングファームは、どこも一流企業であり、かつクライアントも国内の大企業が多いです。

 
つまり外資系コンサルティングファームに就職することができれば、

・安定した(同年代に比べて高めの)給料をもらいつつ

・外資系特有の裁量の大きさと緊張感を持ちつつ

・他の大企業を含めたビジネスの仕組み作りを学ぶことができる

…という、人によっては非常に魅力的な仕事に就くことができるのです。

 

今後も激務や残業のイメージを払拭することができれば、さらにコンサルはさらに人気の業界となっていくことでしょう。

 
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もし学生の方であれば、ビズリーチ・キャンパスのようなサービスを利用して、自分の大学や学部・研究室などの共通点から、コンサルタントの先輩と話をしてみるとよいでしょう。

こちらの記事では、僕なりに新卒の就職の考えをまとめておりますので、ぜひご参照ください。

 
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また、これから外資系コンサルティングファームへの転職を目指す方は、転職サイトに早めに登録して、情報収集を始めることをおすすめします。

たとえば、会員制転職サービスのビズリーチならば、外資系企業にも多くのコネクションを持っています。

やる気や元気があるうちに、そして少しでも若さを活かせる早い時期に、エージェントに相談してみることをおすすめします。

 
こちらの記事では、僕自身の転職事例をご紹介しております。

日々の仕事に悩んでいる方、外資系コンサルティングファームへの就職を目指している方は、ぜひ一度ご覧ください。

 

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