外資系コンサルティングファーム出身者に転職回数が多い理由とは

      2018/05/12


「外資系企業は転職が多いけれど、コンサル出身の人が多い理由はなんだろう」
「コンサルティングファームへの就職を考えているけど、離職率の多さが気になる」

この記事は、そんな方へ向けて書いています。

こんにちは、デジタルノマドのTEN(@02smwhere)です。

僕は大学院を卒業後、自動車メーカーに就職した後にわずか8か月で退職し、第二新卒で外資系コンサルティングファームへと転職しました。

 
本記事ではそんな僕が考える、外資系コンサルティングファームに入社したり、退社したりする人が多く感じる理由について、所感を述べてみたいと思います。

本記事のまとめ
  • 外資系コンサルタントに転職回数が多い理由はポジティブ
  • 転職回数の多い外資系企業出身者による組織の活性化とは
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年俸制が外資系企業出身者の転職回数を増やす理由とは

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まずはじめに、多くの外資系コンサルティングファームの報酬体系は年棒制であることが考えられます。

 
日本企業では一般的に、毎月の月収の金額が決まっており、プラス賞与と残業代を加算して、年収が決定することがほとんどです。

一方で、年棒制の場合は予め一定の残業時間が見込まれていたり、賞与そのものが設定されていないこともあります。

 
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では、年棒制と転職者の多さの因果関係はなんでしょうか。

これは大きく二つの理由が考えられます。

 
一つは年功序列ではなく結果重視の年棒制においては、勤続年数が年収に関与されにくいことが挙げられます。

年功序列の報酬体系だと、どうしても長く働いている現職に比べると、転職先の年収に見劣りしてしまう場合もあるかもしれません。

 
しかし、年棒制においては新卒でも中途でも関係なく、実力主義で年収が決まることも多いです。

したがって、起用の求めるスキルセットを身につけたものであれば、転職においても年収面で不利になることが少ないため、会社を移る気持ちになりやすいのです。

 
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外資系コンサルタントは夏冬ボーナスがないのでいつでも転職可能

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もう一つの理由が、多くの日本企業にて採用されている、夏と冬のボーナスが設定されていないことです。

 
転職を考える場合、最後にボーナスをもらってから仕事を辞めて、次の会社に移る場合もあるでしょう。

しかし、年棒制のコンサルティングファームにおいては、年間の掲示額を12分割するなどして、何月に入社しても中途採用者には均一な給料が支払われます。

 
また同様に、コンサルティングファームを辞める場合にも、次のボーナス支給日を気にすることなく、何月でも好きなタイミングで辞めることができます。

そのため、コンサル出身者を受け入れる企業に属する方にとってみては、季節や時期に関係なく入社してくる元コンサルタントを目にする可能性があります。

 
以上が僕が考える、外資系企業における年棒制がコンサル転職の多さに寄与する理由です。

 
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外資系コンサルティングファームでは転職で組織を活性化する

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次にお伝えするのが、外資系コンサルティングファームにおける企業文化の違いです。

日本においては、まだまだ転職経験者は少数派ですが、コンサルではむしろ新卒で一つのファームしか経験していない方が少数派です。

上のポジションや年収アップを求めて、別のファームへ転職したものの、元の会社のクライアントのプロジェクトを引き継ぐこともあるほど。

 
つまり、コンサルタントは所属するファームの看板は背負ってはいるものの、帰属意識は低く、個々人が独立した意識を持って働いていることが多いです。

 
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会社としても、ファームにおいても、このような考え方を認めた上で組織を運営しています。

コンサルタントのプロジェクト配属や、さらに雇用関係までも、流動的な入れ替えが日常的になされています。

 
日本法人では特に、会社として従業員を守る意識はあるものの、年中各ファームが中途採用の門を開いていることが、その証拠とも言えるでしょう。

組織における継続的な人員の入れ替えは、ビジネスを行う上で必要不可欠だと考えられているのです。

 
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少し、例を挙げて考えてみましょう。

 
最近のニュースでは、サッカーの日本代表の元監督ハリルホジッチ氏が解任されたことで話題となりました。

報道によると彼は選手とのコミュニケーションに苦労したと言われるものの、一方でベテラン選手と若手選手のバランスに苦労していたようです。

 
ワールドカップは四年に一度の大会ですから、予選も考えると長期間に渡る戦いが予想されるため、常に状態の良い選手を選ぶ必要があります。

一方で、せっかく混んだスタジアムに足を運んで観戦するサポーターからすれば、有名なベテラン選手を観たい気持ちもあるでしょう。

 
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さて、ここでベテラン選手ばかりを優遇し、メンバーを固定化した上でワールドカップに望むことは望ましいと言えるでしょうか。

歳を重ねる事による衰えもありますし、23人しか枠がないチームの人員が全く変わり映えしないのであれば、マンネリ化も避けられません。

 
これはサッカーの考え方ですが、特に欧州のチームなどではメンバーを常に入れ替えて新鮮味を保ち、組織を活性化させます。

移籍も頻繁に行われていますし、さらにチームのリーダーである監督すらも結果が出せないと、即座にクビになります。

ですが、チームを離れた彼らはそのまま落ちぶれていくのではなく、他のチームに移動する事で輝きを取り戻したり、中堅からベテラン、トップ下からボランチなど役割を移すことがあります。

 
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ビジネスにおいても、全く同じなのです。

コンサルタントもファームも、人員の入れ替えによるメリットを知っているからこそ、すぐに転職しますし、積極的に中途採用を受け入れているのです。

 
コンサルティングファームの中でも様々な職種があるため、コンサルタントは仕事が自分に合わないと感じたら、すぐにポジションを変えます。

また、会社としても人員配置を定期的に変え、戦略コンサルタントが業務改善のプロジェクトを行ったり、ITエンジニア出身者がコンサルティングを行なうこともよく有ります。

 
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外資系コンサルティングファーム出身者に転職回数が多い理由はポジティブ

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本記事では、外資系コンサルティングファームの出身者や転職経験者が多い理由について考えてみました

離職率の高さや転職者の多さは、決してブラック企業だからという理由だけではありません

外資系コンサルティングファームでは特に、その報酬体系や企業文化から、一般企業に比べても目立つ存在であるに過ぎないのです

そのため、外資系コンサルティングファーム出身者に転職回数が多い理由は、基本的にはポジティブに考えて良いと思います。

 
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それでも外資系コンサルティングファームへの転職に不安があるのならば、一度信頼できる転職エージェントにご相談することをおすすめします。

たとえば、会員制転職サービスのビズリーチならば、外資系コンサルティングファームにも多くの転職実績を持っているため、安心して何でも相談に乗ってもらえることでしょう。

 
また、こちらの記事では、僕自身の転職事例をご紹介しております。

 
外資系コンサルティングファームへの転職を目指している方は、ぜひ一度ご覧ください。

 
僕の転職事例はこちら>>>> 第二新卒で自動車メーカーから外資系コンサルタントへ転職
 

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