「自己分析をしてみても、ドンピシャな企業が見当たらない」
この記事は、そんな方へ向けて書いています。
こんにちは、ノマドの02smwhereです。
僕は学生の就活と卒業後の転職、さらにコンサルに入ってからの同僚の話や、クライアント企業など、多くの会社というものを見てきました。
そのため、同年代の人よりは多少浅く広く、様々な企業の事情や、働いている人の雰囲気を知っているつもりです。
今回は就活生に向けて、会社探しをする上での考え方を伝授しようと思います。
就活生にぴったりな会社の選び方なんてありません
現在は、昔と比べて変化の激しい世の中です。
だからこそ、これまでの常識に縛られる人の意見は、無視してしまっていいと思います。
時代が流れるに連れて、世界の常識は常識ではなくなっていったのです。
しかし、そうはわかっていても、世間体や親・教授への報告など、一人では決められないこともあるのが新卒の就職活動です。
名前の聞いたことのないベンチャー企業よりも、有名な大企業のほうが給料も良いし、自分も親も安心するであろう気持ちも、十分理解できます。
なので、僕はよくあるネットの意見のように、やれ起業しろだとか、ベンチャーに行けだとか、煽るつもりは全くありません。
僕個人も大手自動車メーカー、大手外資系コンサルティングファームといったキャリアを歩んできた人間です。
解決策として、はじめから新卒の会社選びなんてそんなもんだろうと、諦めてしまうことが大切です。
いまでは転職も当たり前の時代なので、新卒をミスったら終わり、なんて悲壮感を抱く必要はありません。
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就活では企業の親切な先輩社員やリクルーターでも疑うこと
タリーズ隣の席で就活の面談っぽいのやってる。くだらねー
— 02smwhere@Blockchainノマド (@02smwhere) 2016年6月7日
あのですね、今の40歳の人だと一歳ごとに240万人ぐらい日本人がいるんですが、今の20才の人は120万人くらいしかいなくて、去年産まれた子は100万人ちょっと。「何時でも辞めろ、代わりはいくらでもいる」という時代は終わったの。人手が何よりも貴重な時代になったの
— ブラック企業の深い闇 (@makkuro_ankoku) 2017年10月11日
ましてや、大学のOBOGが行くような会社について、自分も行かなければならない理由ありません。
教授や大学事務も含めて、あの手この手で引っ張ってくるので、注意してください。
「若い頃の苦労は買ってでもしろ」という言葉の先頭には、「興味あることであれば」をつける必要があると思ってるし、興味あることであれば、大変なことがあっても頑張れる。
逆に、興味もなく、面白みも感じない仕事であれば、ムリに苦労することなく、即やめた方がいい。興味持てる仕事は他にもある— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2017年10月12日
入学時には興味があった勉強でも、卒業が近くなる頃には面白くなくなっていることもあるでしょう。
大学入学時の学生は、専門のことなんて無知な状態なんです。
そんな時に決めてしまった専門について、卒業後にも仕事という形で縛られなんて、馬鹿らしいじゃないですか。
人間本当に興味が湧いたことには、いくらでも打ち込めるはずなんです。
何年かやらないと面白みがわからないとか、個人的には有り得ないと思ってます。
大学の専門性に囚われずに、自分が本当に面白いと思える仕事は何なのか、考えてみてください。
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それでも自分にぴったりな企業の選び方がわからない就活生へ
では、実際にどのような就職活動をすればよいか。
最近流行っている新しい就活が、キャリアチケットのような新卒就活エージェントを使う方法です。
自己分析の深掘り、選考対策などを通じて、就職活動をすべて無料でサポートしてくれます。
一人ひとりの状況に合わせたカウンセリングを通じて、自分自身が見えていなかった企業の選び方や個人の強みを再発見してくれます。
もちろん、エントリーシートの添削であったり、面接対策などもマンツーマンで請け負ってくれます。
運営しているレバレジーズは、様々な業界での転職サポート事業を行っており、10年以上の実績があります。
そのため、様々な企業の人事担当者と直接の関係性があるため、安心して相談することが可能です。
キャリアチケットについて詳しく見てみる
また、興味を持った企業の先輩社員に実際に話を聞き、ビジネスマンとしてスキルを持っているか自分の目で判断するのも良いでしょう。
学生だからといって、先輩社員に見られているばかりではいけません。
こちらも先輩を評価する側の人間として、対等に向き合うことが必要です。
先輩とのメッセージのやり取りや、説明資料の作り、話し方一つ一つを見ていけば、どの程度のスキルが得られる会社であるか、わかるようになってきます。
大学に来るリクルーターは、あくまで学生の採用を目的とした企業の広告塔です。
そのため、採用活動とは全く関係のないところで、志望する企業のOBOGと知り合う必要が出てきます。
ビズリーチ・キャンパスを使えば、企業名から同じ大学出身の先輩を探して、話をすることができます。

一度大学に入ったのであれば、その大学の歴史や知名度、学部や研究室などの、コネクションを利用するに越したことはありません。
就活を始める前でも、学年に問わず、将来のことを考え始めるタイミングで、好きな時にOBOGを訪問することが出来ます。
僕も実際に、OBとしてサービスに登録しています。
こちらを運営しているのは、スカウト型転職サービスのビズリーチになります。
そんなビズリーチが運営しているビズリーチ・キャンパスに登録している先輩は、有名企業で勤めている人が多いです。
必ずしも、自分自身の行きたい企業に勤めている先輩だけに話を聞く必要なんてありません。
むしろ、他の有名企業にいる優秀な先輩の意見を聞いたり、会社の志望動機を考えるきっかけにしたりして、うまく活用すれば自分自身の将来を考える材料になります。
スカイプでのオンライン相談も対応できるなど、遠方で活躍する先輩であっても気軽に就活の相談に乗ってもらえるシステムが整っています。
また、転職のヘッドハンティングサービスであるビズリーチ同様に、学生さんへ向けて企業から直接スカウトが届くこともあるため、力試しで登録する学生も多いようです。
この点は、スカウト型のサービスならではの特徴といえるのでしょう。
セミナーやインターンなどの就活情報も充実していますし、登録も無料なので、一度目を通してみてはいかがでしょうか。
今の世の中は、自分から情報を取りに行って、噛み砕いて、自分なりに考えて、答えを出せる人が成功できます。
以下の記事では、僕なりの新卒の就職の考えについてまとめておりますので、ぜひご参照ください。
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