将来有望なIT業界でもSIerに未来はない理由とは【ブラック企業注意】

      2018/09/13


「エンジニアになりたいし、IT企業でSEを目指すつもり」
「就職の説明会で話を聴くと、SIerなら大手だし安定してそうだ」

この記事は、そんな方へ向けて書いています。

こんにちは、TEN(@02smwhere)です。

僕はITコンサルタントとして様々なプロジェクトを見てきましたので、SIerやシステムエンジニアの事情には詳しいつもりです。

だからこそ、これからの未来を考えた場合、転職や就活でSIerに就職するのは控えていただきたいと考えています。

本記事では、僕がそう考える理由をお伝えします。

本記事のまとめ

  • SIerの人月商売に未来がない理由とは
  • SIerのSEはエンジニア個人のキャリアの未来も狭める
  • クライアント企業との関係性に見るSIerとSEの未来
スポンサーリンク

SIerの人月商売に未来がない理由とは

pexels-photo-271897"

結論から言ってしまうと、SIerに未来はないと考えて良いです。

SIerに入社するということは、IT業界の中でも日本の抱える闇である、日本の悪しき多重下請けピラミッドの構成員になることにつながるからです。

SIerはシステム導入といって、クライアント企業の社内システムを構築するのが主な仕事となっています。

日本のSIerは比較的昔からある企業も多く、クライアントとの関係もすでに構築されていて、継続的に仕事をもらっていることが多く、一見安定しているように見えます。

しかしながら、その多くは人月商売といって、「何人の人員をどの業務で何時間働かせて、対価はこれくらい」という契約を結んでいます。

 

MBP9V9A8418_TP_V"

これこそがまさに、IT業界の会社とはいえども、SIerでは先進的な技術は学べない可能性が高い理由の一つです。

というのも、現在のIT技術の最先端は人工知能やデータサイエンスなどといった、デジタル関係の案件がメインとなっています。

そのため、古くからクライアントとの関係がズブズブであり、仕事を下さって有難い!というようなスタンスで、御用聞きの人月商売を続けてきたSIerでは、なかなか抜本的なデジタル案件ができないことが多いです。

なぜならば、人月商売のための人員確保と、古いシステムの運用保守を続けてきたSIerには、デジタル案件に明るい人材が存在しないからです。

 

Pexels photo 325111

そもそもエンジニアとは肩書きが付いていますが、SIerに所属するSEにとってみれば、自分で勉強したり、業務を工夫するメリットがありません。

SIerに求められるのは、仕様書通りにコードを書いたり、手順を守ってテストをすることです。

自分が勝手に工夫したり、下っ端が上司を飛び越えてクライアントに提案することは、基本的には煙たがられます。

 

一方でWeb企業のエンジニアだと、コードの書き方によるレスポンスの速さを工夫したりとか、サービスの企画から携わることができます。

業務の中で、自らアルゴリズムを持ってきて実装したり、フィードバックをもらってサイクルを回していくことになります。

どちらが成長が速そうかは、一目瞭然ですよね。

 

pexels-photo-267569"

ちなみにもしも、プログラミングが全くの初心者であるならば、決して全く悪い環境とは言えない側面もあります。

日本の大企業ということで、教育資料や研修も充実していますし、先輩も多いので気軽に質問できます。

しかし、あまり若い貴重な時間を長く過ごしてしまうのは好ましくなく、ある程度スキルが身についたと思ったら、転職を視野に入れて行動する必要があるでしょう。
 

合わせて読みたい>>>> 新卒の就活ではベーシックスキルが身につく企業を選ぶべき
 

Amritanshu sikdar 253730

SIerの衰退は、クライアント企業との関係性にも見受けられるようになってきました。

そもそもクライアント企業では、主力の事業活動に人員を割くことが多く、そのうちIT系の人材については、会社の未来を託してデジタル案件を任せることになってきています。

したがって、事業会社でIT系の職種に就くことができれば、それはそれで面白いことができるとも言えるのです。

しかし、その裏返しとしての発生するのが、企業内におけるIT系人材をデジタルに割くがために、業務や基幹システムの保守運用をSIerにアウトソーシングするようになる傾向です。

 

pexels-photo-261909"

すると、SIerで働くSEにはデジタル案件が回って来ず、ますますキャリアとしてはつまらなくなっていきます。

当たり前ですよね、クライアント企業からしてみれば、最先端で未来がありそうな技術については、自社の人材に知見を積ませた方がいいに決まってますから。

以前なら「IT関連の技術イコールSIerに相談!」だったのですが…

クライアント企業が自ら優秀な人材を確保したり、デジタル案件に強いコンサルティングファームにまとめて依頼したりしているので、SIerの入り込む余地が少なくなってきています。

 

ましてや、コンサルの業務締結には守秘義務があるので、古くから関係があったはずのSIerにしてみても、どのコンサルタントがどんな事業に関わっているのが、知るすべもありません。

このようにして、SIerはクライアント企業の中枢部からどんどん追いやられてしまっているのが、現状なのです。
 

合わせて読みたい>>>> 日本の大企業でデータ分析の導入が進まない理由とは

 

上流のコンサルを狙うべき

Man person jumping desert

近年のビジネスでは、ITと経営は切っても切れない関係となっています。

そのため、クライアント企業もデジタルなどのITに投資を進めており、特にこういった領域に強い、コンサルティングファームとの関係が重視されるようになってきています。

なぜならば、コンサルタントであれば経営者に接近できるとともに、データ分析を進めるための基幹システムの導入であったり、業務改善やプロジェクトマネジメントを提案することができます。

 

さらに外資系のグローバルファームであれば、自社内にキャリアパスが明確に示された優秀なエンジニアが所属していたり、国外にアウトソーシング先を備えていることも多く、上流から下流まで、一括して問題提起や改善ができるためです。

こういった強みは、いくら国内大手のSIerが似たような領域のビジネスを行なっているとはいえ、すぐに真似できるものではありません。

 

そのため、これからSIerなどでエンジニアを考えている方であれば、一度コンサルティングファームのキャリアも合わせて検討すると良いでしょう。

優れたエンジニアを目指すのであれば、やる気や元気があり、少しでも若さを活かせる早い時期に、行動に移すのがおすすめです。

これから転職を目指す方であれば、多くの実績があるエージェントに相談して、面接のアドバイスやシュミレーションをしてもらいましょう。

たとえば、会員制転職サービスのビズリーチならば、外資系企業にも多くのコネクションを持っています。

ストレスや不満が溜まってくると、感覚が麻痺して行動が起こせなくなり、負のループから抜け出せなくなりますので、早めの行動がおすすめです。

 

ビズリーチの詳細はこちら

学生の方であれば、ビズリーチ・キャンパスを利用して、自分の大学や学部・研究室などの共通点から、コンサルタントの先輩と話をしてみるとよいでしょう。

遠方の大学であれば、スカイプでのオンライン相談も対応できるなど、気軽に相談できるシステムも整っています。

 

ビズリーチ・キャンパスの詳細

さらにこちらの記事では、僕自身が第二新卒で転職した事例をご紹介しております。

日々の仕事に悩んでいる方や、外資系コンサルへの転職を目指している方は、ぜひ一度ご覧ください。

僕の転職事例はこちら>>>> 第二新卒で自動車メーカーから外資系コンサルタントへ転職

 

 - キャリア